From The Past To The Future

久々のブログ更新失礼します。
実はとっても嬉しいことがあったので報告させてください。

今、ギタリストとして参加中の野佐怜奈とブルー・ヴァレンタインズで、
アルフィーの坂崎幸之助さんがパーソナリティーをされている、
「坂崎さんの番組」という番組にVo.の怜奈さんとゲスト出演させていただきました!

トークも演奏も、私たちは緊張してぎこちなかったかもしれないけれど、
坂崎さんは本当に優しくて気さくな方で、会話の合間に怜奈さんも含め笑いがこぼれました。
最高に良い経験をさせていただいて、坂崎さんは勿論ですが、
収録の際にお世話になった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

今月の28日より、12月1日まで、全国のFM各局でOAしていただける予定ですので、
ぜひ聴いていただきたいです。宜しくお願いします!
http://www2.jfn.co.jp/sakasan/info/infov.html

そしてそして、、、アルフィーをきっかけにギターを抱えるようになり、
15歳の時に見たライブから受けた衝撃でギタリストを志した私だったので、
坂崎さんとギターを弾かせて頂くことは、私にとって物凄く特別なことでした。
間近で素晴らしいギターやお話を聞かせていただけて、自分のギタ-の演奏は
ほったらかしに、その手元ばかり見入ってしまったのは反省……汗。

そんな当時の頃のことを、少し振り返っておきたくなったのですが、
個人的な内容すぎて、ちょっと照れるというか、長くなってしまったので、読まれる方は
「Continue Reading」をクリックしてください。

憧れはいつでも、私の原動力。
15歳だった君へ――
とんでもない未熟者ながらも、憧れの方とギターを弾く機会をいただけて、
そんな気恥ずかしい手紙を書きたくなってしまった。

私はあの日、校門から駆け出すように一人、飛び出していったような気がする。
2003年4月23日、水曜日。忘れられないライブの日である。

当時、親の反対を押し切って買っていたFender Japanのストラトキャスター。
人見知り(?)でギターを買ったと誰かに堂々と告げるのも恥ずかしいほど自分をさらけ出すのが
苦手だった私は、その頃はまだベッドの上でぎこちなく抱えるのが精一杯。
バンド活動なんて、ほど遠かった。

惹かれていったきっかけは、テレビから流れてきた「Juliet」という曲。
「誰にも見えない自分になりたい」ほど悩み多き中学生の私に、ちょっとコミカルなほど
「君が好きさ!大好きさ!」と力いっぱい演奏するアルフィーの三人の姿が鮮烈に映った。
バラバラなルックスなのに、華麗なコーラスワーク、ロマンティックな曲の展開と、
ポジティヴなメッセージ……!
無性に気になって、その後、次から次へとアルバムに手を伸ばしては何回も聴いた。
私もギターを持ってたら、ライトが当たって「誰かに見えてもいい自分」になれるかなあ、
なんてぼんやり考えながら。

そうした日々が続く中、なけなしのお小遣いで申し込み、家に届いた「My Generation」のチケット。
「ツアー」の意味を初めてそこで知り、印字されていた「1階1列」の文字に、言い知れぬ期待で、
まだ初恋も知らなかった胸は詰まったように苦しくなった。

開演と同時に目の前に現れた三人は、これまで見てきたどんな三人よりも凄く眩しく感じた。
音楽、というよりも、全身に浴びる刺激そのもので、ノったりするより呆然と立ち尽くしていた気がする。
まばたきする瞬間も勿体ないし忘れたくない……大好きだったSWINGING GENERATIONを
聴いて涙がこぼれたように思う。

坂崎さんのアコギは、音色の美しいきらめきは然ることながら、青いボディもラメで輝いていた覚えがある。
夢よ急げでは、桜井さんの力強い歌声と、背後から聴こえるそれに負けないお客さんの歌声にびっくりした。
ギターソロを弾きながら前に出て来た高見沢さんのブーツに右手を伸ばしてちょっと触れた頃には、
「あ、私、どんな形でもいいから、ギタリストになる!」と直感的に願っていた。

たまたま近くの席だった女性のお客さんが、アンコールの合間に、一人で見ていた私に向かって
「好きなの?」といった風に話しかけてくれた。
臆病な心もどこかに吹っ飛び、好きでギターを買った話を興奮気味にしたように思うのだが、
「先が長くなると思うけど、頑張ってね」といった言葉が記憶に残った。

翌日、あんまり呆然としているので友達に「大丈夫?」と笑われながらも、私はすっかり変わっていった。
昨日よりも今日、今日よりも明日、というほど音楽そのものに夢中になっていって、
ベッドをステージにするのをやめて笑、バンドでライブをしなければと立ち上がって動き出すことが
できたし、私の中で、魔法がかかったようにどんどんギターが楽器の域をはみ出していった。

その後、アルフィーのルーツを辿って、60-70年代の沢山の素晴らしいバンドや作品に出逢った。
グループサウンズのバンドで、19かハタチの頃、ハプニングス・フォーの前座をさせて
いただけたのも素敵な思い出。
そうかと思えば別のバンドで、CSN&YのオハイオやTeach Your Childrenをカバーしたり、
ガロの曲を自分の弾き語りで歌ってみたり。
私のエレキギターの音色がよく「70年代」と評されるのも、こういったことに関係していると思う。

ギターを持っていると、初めて会う人とでも性別・年齢を問わず仲良くなれることが多かった。
ギターを鳴らせば、色んな人が話しかけてくれて、自分の名前を覚えてくれた。
ギターがそばにあると、一人でいるときだって楽しく過ごせた。ヘタだけど、とにかく好きだった。

それに、色々な場所で、格好いいギタリスト達にも出逢った。
一時的に離れようとすることがあっても、尊敬できる身近な先輩ギタリストが、
「ともかちゃん、ギターを弾いていると良いことがあるよ」と教えてくれた。
良いことって、なにかな……そう未来に想いを馳せるたび、心に蘇ってくるのは決まって
15歳で見たあの4.23のライブのドキドキだった。

だから、今回のことで、最高の感激と共にまた新たな憧れを抱かせていただいたし、
不器用な私だけれど、以前よりこのブログでも書いてきたように、
ギターはいつでも、夜明けの訪れを感じさせる希望の楽器だと、改めて思った。

今こそ、15歳のときの自分に伝えたい。
君があの日全身で感じた憧れが、全部本物だったからこそ、
今、私は本当の夢を見ることができてるからね、と。
そしてまだまだこの旅には、かなり先の長い続きがあるみたい、とも。
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プロフィール

菊池ともか

Author:菊池ともか
Twitter:tomoka_slvjet
夢見がちギタリスト&歌うたい。
1988年2月3日生まれ。AB型。
東京都出身。
10代半ばからギターに夢中で
様々なバンドにギタリストとして参加。
現在はソロプロジェクト
"Folk Rock Express"進行中。
愛用ギターは銀ラメのグレッチ・シルバージェット!
アコギはマーチンの000-15M☆

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