続・銀色ギター迷走日記
さまざまな巡り合わせからギタリストとなった私の日常
超絶とは
- Posted at 2014.08.15
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ちょっと前のことになりますが、この映画を見に行ってきました。
19世紀の天才ヴァイオリニスト、パガニーニの映画

なんか久々に、「劇場で見て良かった」と心底思える素晴らしい音楽映画でした。
元々、悪魔に魂を売っているのでは?と噂されたほどの演奏で評判だったという
パガニーニのことはなんとなく興味があって、
あるライブの帰り道、ふと思い出したように電車の中で彼の人生について調べたら、
「もうすぐ映画公開…!?」と。
そんな、ピンときた予感に誘われて、劇場にいきました。
私はヴァイオリンは弾けないけれど、その音色は大好き。
神様や天使にもし声があるとしたら、きっとヴァイオリンみたいな声色なんだろうな、と
冗談じゃなく思っているのです。
でも、パガニーニの人生や演奏に常につきまとっているものは
「超絶技巧」という言葉。これがどうもシックリこない。
映画を見て、さらにその思いが募りました。
演奏家を「超絶」たらしめるもの。それは果たして「技巧」なのか?
そんなことを考えましたが、具体的に書きすぎるとネタバレになりそうなので
下に隠しておきます。興味のある方はどうぞ。