長い散歩道

私は平日昼ごはん食べた後、20分くらい毎日散歩するようにしています。
しかも、全く同じルートを、全く同じように
雨の日も風の日も、どんなに寒くとも暑くとも歩いている気がする。全然飽きなくて。
「犬」と笑われますがw 他の道にも、視界に入るお店の誘惑にも、興味ないんです。
むしろ同じルートでないと、どうにもソワソワして落ち着かないんですね。
忙しければ忙しいほど、その20分間はとても大切な時間です。

反復は大嫌いですごく移り気なのに、一度ついた習慣に対しては超保守的。
我ながら、矛盾した面倒くさい性格だなあ、としみじみ感じる。

でも、何の気なしに始めたことが、結構深みにハマってやめられなくなるって、
意外とありませんか??
「さあ、始めよう!」とか言って仰々しく始まったことって、案外続かなかったり、
ロクな結果を生まなかったりする。

なんで始めたのか、始まったのか自分でもサッパリわからないけど
気付いたら始まってたし、続いてた、くらいがちょうどいいんだネ、きっと。

長続きといえば、この間、タイガース(ほとんど)再結成ということで
ジュリーのライヴを生で見る機会に恵まれたんですが、お客さんから、そしてタイガースの双方から、
何十年も前からずーっと醒めない夢、冷めない熱を感じて、正直びっくりしました!
こんな世界が、今ここで、まだ続いているんだ、というすごい高揚感。

アーティスト対オーディエンス(ファン)、の関係というよりも、
一緒に年を重ねて、同じ時代を苦しみも喜びも含めて歩んできた、という意味の重さ。
時代が止まってしまっているのではなく、
着実に皆が「一緒に」年を重ね続けているんだ、重ね続けてきたんだ、という
目に見えない何かに圧倒されました。

ジュリーが「もう高齢だから」みたいなことを冗談ぽくMCで言ったとき、
私の近くにいた中年のお客さんが「俺もだよジュリー」、とまるでステージに直接語りかけるように呟いてて、
なんだかそれが、私にはひどく羨ましくて、暖かく聞こえてたまらなかった。
その一言にこもった想いには、到底かなわないよ。

だから、今だからこそ、私は自分たちの世代で出来ることを、
音楽にしても何しても、探さなくちゃいけないんだなあ、なんて考えてしまう。

まあ、そんなことを感じながら歩いています(笑)。
同じ道を歩いていても、毎日変化があるように、何でも長くめげずに続けていれば、
思いがけず、良いことがあったりするものです。

★本日の素敵
 DON&DEWEY 「JUSTINE」
――確か瞳みのるさんがカバーしていた。めちゃくちゃ楽しそうに叫んでたなあ。
  私座って聞いてたけど、本当は今にも立ち上がりたくてウズウズしてた(笑)。
  今や俳優としてのイメージの方が強い岸部一徳さんのベースもカッコよかったし!
  ほんと、「僕のマリー」も「シーシーシー」とかも聞けて最高だった。書ききれない。
  タイガースの曲って、歌詞もメロディーも美しすぎて。「落葉の物語」なんか特に幸せになれる。

赤いレンガ

onecoin.jpg
なんか、毎週ライブの報告をさせて頂いているような気がしますが、
13日は埼玉県本庄市にてライブさせて頂きました!

本庄赤煉瓦ホールはとても雰囲気の良い場所で、正に蔵の中での演奏でした。
いつものライブハウスとは違う感じで演奏できてとても良かったです。
共演させて頂いたGlider,あなあくやまいと沢山のお客さん、
お世話になった方々ありがとうございました

ちなみにホールの中はこんな感じ↓↓

kura.jpg

天井がとても高くて、内部も凄く綺麗でした。
大正時代に建てられたというアンティークな感じと、
催し物場としてリメイクされている現代の感じが素敵に共存していました。

そしてThat's A No No!は12月もライブあります♪
いずれにしても、悔いのないように締めくくりたい!

★本日の素敵
 赤レンガ
――なんかこう、大学も赤煉瓦の校舎だったし、
  横浜の赤レンガ倉庫にも色々と思い入れがあるし、
  そしてまた本庄でのライブも思い出になったし……いいなあ、赤煉瓦。

  赤煉瓦ってなんか安心する。入ってみたくなるし、何かを守っているような感じがする。

されど私の日々

cd.jpg

お疲れさまです、ともかです。
この間は幡ヶ谷ヘビーシックで東日本大震災のチャリティーイベントに
出演させて頂きました。ありがとうございました!

沢山CDをお持ち帰り頂き、終演後も多くの言葉を頂き嬉しかったです♪
今週末11月13日(日)は、埼玉の本庄市にお邪魔してライヴしますよ!
なんと大正時代に建てられたという「本庄赤煉瓦ホール」という場所で演奏させて頂きます。
どんな場所なのか楽しみですね。この日はアコースティックライブとなります

さてさて。
もう11月だなんて2011年もあとわずかだな、と早々と思ったりします。
思えば今年は年明けから弾きまくりの1年になると良いな、と思ってましたが
本当にその通りになりました(笑)。

初めての場所、初めて出逢った人、さまざまな不思議な再会。そして別れ。
色々なことが濃密にありすぎて、溢れそうになることもあったけど、
なんとか乗り越えられて良かったなと思います。

ギターなんて本当に金属と木でできたただそれだけの楽器だし、
正直、弾かなくたってそれなりに楽しく生きてはいけるだろう。
でも、そういうことを全部吹っ飛ばすくらい「それでも弾き続ける理由」を
何も言わずに感じさせる人のことをカッコイイなと私は思う。
素人とかプロとか、下手とか上手とか関係なく。

過去の音楽をとても愛している私ですが、
ギターはいつでも未来への憧れや夢を感じさせる楽器でなくちゃ、と思うのです。

★本日の素敵
 ザ・ビーバーズ 「恋して愛して」
――いま、部屋で流れているグループサウンズ。
  タン、タタン、というリズム×ファズ×耽美な世界観×哀美なメロディー
  という私の大好物のほとんどが集約された1曲。
  明朗な恋の歌も良いけど、「愛おし過ぎて悲しい」みたいな高温多湿な曲も好き。
  特に、2番の「ふるえる~まつげの虹に変わらぬ熱い想いの口づけを~」のとこが悩ましくて良い(笑)。

えっと…11月

jam1030.jpg

あっという間に11月になってしまいました。
先日は、新宿JAMの31周年のイベントに出演させて頂きました。
本当にありがとうございました!
バンドでご迷惑をおかけするような出来事があったにも関わらず、
新宿JAMの店長さんにはとても暖かい言葉をかけて頂きありがたくて嬉しかったです。
この先もずっとずっと、新宿JAMが、老若男女が素敵な音楽を楽しめる場として続きますように!

10月を振り返ると、忙しいながらも楽しいことが多かった。

普段なかなか会えないでいた友達や先輩たちと再会してゆっくり話せたり、
自分のライブもアコギやエレキで沢山できたし、色んなライブも見に行けたし
大切な先輩の結婚パーティの場でも演奏させてもらって幸せを分けてもらえたし、
アルフィーも近くで見れたし。
なんか、1つ1つの出来事に、励まされているなあ、と強く感じてました。
(勝手に励まされた気になっていてスミマセン……笑)

11月もライブやその他、公私ともに色々あって楽しみです。
もちろん生きていれば、山あり谷ありですが、どんな時でもドキドキしていたいです。
この間「サザエさんは24歳で同世代」と友達から聞かされ驚愕したけど、
まだまだ私、あのサンダルは履かないよ(笑)!

11月5日(土)は、幡ヶ谷ヘビーシックに出演します。
出番は、19時30分からです。
この日は、今年3月に発生した東日本大震災のチャリティーイベント、
『THE SONGS PRESENTS 東北大震災復興ライブ vol.2』になります。
この日はチケットも500円で入場可能ですので、ぜひ皆さん遊びに来てください。


★本日の素敵
 太田貴子 『美衝撃』
――ビューティフル・ショックと読みます。可愛すぎ。
  光る風になりたい!とか。
  太田さんの歌声なら、どんな可愛いことを歌っても許せるなあ。
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
10 12
プロフィール

菊池ともか

Author:菊池ともか
Twitter:tomoka_slvjet
ギタリスト&歌うたい。
1988年2月3日生まれ。AB型。
東京都出身。
10代半ばから様々なバンドにギタリストとして参加。
現在はソロプロジェクト
"Folk Rock Express"進行中。
愛用ギターは銀ラメのグレッチ・シルバージェット!
アコギはマーチンの000-15M☆

最新記事
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
検索フォーム