続・銀色ギター迷走日記
さまざまな巡り合わせからギタリストとなった私の日常
2010の総括
- Posted at 2010.12.31
- l日々の出来事
あっと言う間に大みそかになってしまいました……!
ので、初詣で込み合う前に、大好きな浅草に出かけてきましたよ。
この町にはいつでもまっすぐな活気があって、力を分けてもらえる気がします。
今年は、本当に色んなことがあった年でした。
大学を卒業して、一人暮らしを始めたり、
以前やっていたバンドでアルバムを出したり、でも活動休止になったり……
激しい出逢いと別れの繰り返しの中で、色んなことを感じた年でした。
でも、一言で言い表すなら!
今年は「頂き物」の多い年でした。
色んな場所で、色んな方に、色んなものを頂いてばかり。ほんとに、びっくりするくらいに。
目に見える「頂き物」だけではなく、
目に見えない「頂き物」もいっぱいもらえた気がします。
とても気障な言い方かもしれないですが、愛というか、人の優しさを感じた一年でした。
バンドが活動休止になる寸前の時期、
正直もうギターはしばらくいいかなって思うほど悩んでいたときに絶妙なタイミングで
声をかけて頂き、音楽の世界に戻って行かざるを得ないような出来事があったり。
活動休止になった後も、
不思議な出逢いで素敵なバンドに迎えて頂いたり、
ずっとやりたかったCSN&Yのコピーを本格的に一緒にやってくれる方が現れたり。
そうしているうちに、むしろ前より
どっぷり音楽につかり、ギターも以前に比べてずっと練習するようになってました。
音だってきっと、一年前に比べたらずっと良くなってるはずだし、
「ああ、私って信じられないほど音楽が好きなんだなあ」としみじみ気付きました(笑)。
後は、ちょっと「寂しいな」とか「嫌だな」って気分が落ちているときに限って、
しばらく連絡が途絶えていた友人たちから複数重なって連絡が来たり。
ある人の何気ない一言が、
後でトイレとかにこっそり行って(笑)泣いてしまったくらいに嬉しかったり。
こんなに心から人に対して「ありがとう」と感じた一年は無かったです。
私の部屋は今、頂き物でいっぱいです。
私の心も、目に見えない頂き物でいっぱいです。
沢山、話を聞いて頂き、沢山、素晴らしい経験や思い出を共有させて頂き、
沢山、学ばせてもらいました。
なので、来年は私が、非力ながらも色んなものをあげられる人になりたいです。
今年お世話になりっぱなしだった方たちの力になりたいし、貢献したいし、恩返ししたい。
そのためにはまず自分も心を磨いて、
どんなことにも、どんな人にも情熱を忘れないで生きていこうと思います。
では、良いお年を!
★本日の素敵
吉田拓郎 「イメージの詩」
━━久しぶりに聞いたけど凄く良い曲。
「たたかい続ける人の心を誰もがわかっているなら
たたかい続ける人の心はあんなには燃えないだろう(作詞・吉田拓郎)」
という歌詞はとても的を射ていると思う。
古い舟を動かす、新しい水夫を目指したい。